16世紀のフランドル派の巨匠ピーテル・ブリューゲルの「バベルの塔」へのオマージュとして描きました。主人公のウサギは、大変な事件に立ち会い、その現場を目撃しています。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
宣言が解除され、やっと明るい光が見えてきました。東京に先駆けて宣言が解除されている茨城県笠間市にある「笠間日動美術館」にて、講師:原太一の作品2点を企画展「オマージュ!!画家は名作にそそられる。」展に出品させていただくことになりました。
「今夜は祭り」は、フランスのロマン主義の先駆けである画家テオドール・ジュリコーの代表作「メデューズ号の筏」へのオマージュとして描きました。
原作は実際にあった難破事件を題材にした悲壮感溢れるシーンですが、この作品はウサギや他の動物たちが宴会をしています。海を渡り新しい世界へ旅する時の高揚感を描いています。
☆以下はサイトからの転載です☆
明治時代、単身ロシアに渡った山下りんは模写に学び、キリスト教絵画の制作に情熱を傾けました。南米やヨーロッパ各地で人々をみつめ、確かなデッサン力を培った鴨居玲が模写に選んだ人物画は、晩年に描かれたイメージと重なります。画家たちは名作に学び、その影響を作品に反映させ、また画面に取り入れるなどして、私たちを魅了する作品を生み出しています。本展では模写を幕開けに、絵画や文学、音楽に創作意欲を呼び起こされた作品を紹介し、その誕生のルーツをたどります。
■出品予定作家(あいうえお順・敬称略)
鵜飼義丈、内田 巌、金山平三、鴨居 玲、城戸義郎、栗原喜依子、齋藤 将、佐竹 徳、佐藤泰生、 白滝幾之助、仁戸田典子、原 太一、正宗得三郎、松本亮平、森本草介、
山下りん、渡邊榮一、グドゥムンドゥル・エロ、デヴィッド・ホックニー、アンリ・マティス、
ビック・ムニーズほか
☆笠間日動美術館のサイトはこちらです☆